20218

本資料は神奈川県農業技術センターで作成された病害虫情報をベースに作成されました。

[防除要否] ◎:追加防除が必要 ○:通常防除 △:必要に応じて防除 ×:防除の必要なし

[使用時期] 「収穫*日前まで」を「*日」に、「収穫前日まで」を「前日」に省略

【 水 稲 】

 いもち病  (穂いもち)

発生予想(平年比):並

防除要否:△

使用する薬剤例:

  • (予・治) コラトップ粒剤5 [出穂30日前~5日前,2回] 3~4kg/10a

  • (予・治) ブラシンフロアブル [7日,2回] 1,000倍 等

紋枯病

発生予想(平年比):並

防除要否:○

使用する薬剤例:

  • (予・治) リンバー粒剤 [30日,2回] 3~4kg/10a

  • (予・治) モンカット粒剤 [出穂30~10日前(但し、14日),3回] 3~4kg/10a

斑点米カメムシ類

発生予想(平年比):並

防除要否:△

使用する薬剤例:

  • アルバリン 又は スタークル粒剤 [7日,3回] 3kg/10a  

  • エミリアフロアブル [7日,2回] カメムシ類、ウンカ類、ツマグロヨコバイ:1,000倍

  • キラップ粒剤 [14日,2回] カメムシ類、ウンカ類:3kg/10a

ヒメトビウンカ

発生予想(平年比):やや少

防除要否:△

使用する薬剤例:

  • アルバリン 又は スタークル粒剤 [7日,3回] 3kg/10a  

  • エミリアフロアブル [7日,2回] カメムシ類、ウンカ類、ツマグロヨコバイ:1,000倍

  • キラップ粒剤 [14日,2回] カメムシ類、ウンカ類:3kg/10a

セジロウンカ

発生予想(平年比):やや少

防除要否:△

使用する薬剤例:

  • アルバリン 又は スタークル粒剤 [7日,3回] 3kg/10a  

  • エミリアフロアブル [7日,2回] カメムシ類、ウンカ類、ツマグロヨコバイ:1,000倍

  • キラップ粒剤 [14日,2回] カメムシ類、ウンカ類:3kg/10a

トビイロウンカ

発生予想(平年比):多

防除要否:△

使用する薬剤例:

  • アルバリン 又は スタークル粒剤 [7日,3回] 3kg/10a  

  • エミリアフロアブル [7日,2回] カメムシ類、ウンカ類、ツマグロヨコバイ:1,000倍

  • キラップ粒剤 [14日,2回] カメムシ類、ウンカ類:3kg/10a

ツマグロヨコバイ

発生予想(平年比):並

防除要否:△

使用する薬剤例:

  • アルバリン 又は スタークル粒剤 [7日,3回] 3kg/10a  

  • エミリアフロアブル [7日,2回] カメムシ類、ウンカ類、ツマグロヨコバイ:1,000倍

  • キラップ粒剤 [14日,2回] カメムシ類、ウンカ類:3kg/10a

ニカメイチュウ

発生予想(平年比):並

防除要否:△

使用する薬剤例:

  • アルバリン 又は スタークル粒剤 [7日,3回] 3kg/10a  

  • エミリアフロアブル [7日,2回] カメムシ類、ウンカ類、ツマグロヨコバイ:1,000倍

  • キラップ粒剤 [14日,2回] カメムシ類、ウンカ類:3kg/10a

【 カンキツ 】

黒点病

発生予想(平年比):やや多

防除要否:○

使用する薬剤例:

  • (予) ジマンダイセン水和剤 又は ペンコゼブ水和剤

みかん:[30日,4回] 400~800倍

みかんを除くかんきつ:[90日,4回] 600~800倍 等

かいよう病 (中晩柑類)

発生予想(平年比):やや多

防除要否:○

使用する薬剤例:

  • (予) コサイド3000 [生育期,-] 2,000倍 + クレフノン [-,-] 200倍

  • (予・治) カスミンボルドー 又は カッパーシン水和剤

みかん:[7日,5回] 1,000倍

みかんを除くかんきつ:[45日,5回] 1,000倍 + クレフノン [-,-] 200倍 等

ミカンハダニ

発生予想(平年比):やや多

防除要否:○

使用する薬剤例:

  • ダブルフェースフロアブル [前日,1回] 2,000~3,000倍 等

ミカンサビダニ

発生予想(平年比):-

防除要否:○

使用する薬剤例:

  • ダブルフェースフロアブル [前日,1回] 2,000~3,000倍 等

チャノキイロアザミウマ

発生予想(平年比):並

防除要否:△

使用する薬剤例:

  •  アルバリン 又は スタークル顆粒水溶剤 [前日,3回]1,000~2,000倍

【 ナ シ 】

うどんこ病

発生予想(平年比):やや多

防除要否:○

使用する薬剤例:

  • (予・治) オーシャイン水和剤 [前日,5回] 3,000倍

シンクイムシ類

発生予想(平年比):並

防除要否:○

使用する薬剤例:

  • アクタラ顆粒水溶剤 [前日,3回] 2,000倍

  • スカウトフロアブル [前日,5回] シンクイムシ類:2,000倍、カメムシ類:1,500倍

  • フェニックスフロアブル[前日,2回] シンクイムシ類:4,000倍

カメムシ類

発生予想(平年比):並

防除要否:△

使用する薬剤例:

  • アクタラ顆粒水溶剤 [前日,3回] 2,000倍

  • スカウトフロアブル [前日,5回] シンクイムシ類:2,000倍、カメムシ類:1,500倍

  • フェニックスフロアブル[前日,2回] シンクイムシ類:4,000倍

ハダニ類

発生予想(平年比):やや少

防除要否:○

使用する薬剤例:

  • マイトコーネフロアブル [前日,1回] 1,000~1,500倍

【 ブドウ】

べと病

発生予想(平年比):やや多

防除要否:○

使用する薬剤例:

  • (予) Zボルドー [-,-] 500~800倍 + クレフノン [-,-] 100倍 等

【 カ キ 】

うどんこ病

発生予想(平年比):並

防除要否:○

使用する薬剤例:

  • (予・治) アミスター10フロアブル [7日,3回] 1,000倍

  • (予・治) トップジンM水和剤 [前日,6回] 1,000~1,500倍

  • (予・治) ベルクート水和剤 [14日,3回] 1,000~1,500倍 等

カキノヘタムシガ

発生予想(平年比):-

防除要否:○

使用する薬剤例:

  • ダントツ水溶剤 [7日,3回] 2,000~4,000倍

  • アルバリン 又は スタークル顆粒水溶剤 [前日,3回] 2,000倍

  • フェニックスフロアブル [7日,2回] カキノヘタムシガ:4,000倍 等

カメムシ類

発生予想(平年比):並

防除要否:△

使用する薬剤例:

  • ダントツ水溶剤 [7日,3回] 2,000~4,000倍

  • アルバリン 又は スタークル顆粒水溶剤 [前日,3回] 2,000倍

  • フェニックスフロアブル [7日,2回] カキノヘタムシガ:4,000倍 等

【 チ ャ 】

ハマキムシ類 (チャハマキ 、チャノコカクモ ンハマキ )

発生予想(平年比):やや少

防除要否:○

使用する薬剤例:

  • ファルコンフロアブル[7日,2回] チャハマキ:4,000倍、 チャノコカクモンハマキ:4,000~8,000倍

  • フェニックスフロアブル [7日,1回] 2,000倍

【抑制トマト】

 コナジラミ類 (タバココナジラミ )

発生予想(平年比):並

防除要否:○

使用する薬剤例:

【育苗期:粒剤施用】

  • ベストガード粒剤 [育苗期,1回:株元処理] コナジラミ類:1~2g/株

  • アルバリン 又は スタークル粒剤 [育苗期,1回:株元散布] コナジラミ類:1~2g/株

【育苗期後半~定植時:粒剤施用または灌注】

  • プリロッソ粒剤 [育苗期後半~定植時,1回:株元散布] 2g/株

  • 又は、ベリマークSC[育苗期後半~定植当日,1回:灌注] 原液25mlを10~20Lに希釈/400株

【育苗期:散布】

  • ディアナSC [前日,2回] アザミウマ類:2,500~5,000倍、コナジラミ類:2,500倍 ファインセーブフロアブル [前日,3回]

  • アザミウマ類、タバココナジラミ類(シルバーリーフコナジラミを含む):1,000~2,000倍

【定植時:土壌施用】

  • モスピラン粒剤 [定植前日~定植当日,1回:株元散布] コナジラミ類:1g/株


 アザミウマ類

発生予想(平年比):-

防除要否:○

使用する薬剤例:

  • 【定植後:散布】 ベストガード水溶剤 [前日,3回] 1,000~2,000倍

  • マッチ乳剤 [前日,4回]


【抑制キュウリ】

べと病

発生予想(平年比):-

防除要否:○

使用する薬剤例:

  • (予) ダコニール1000 [前日,8回] 1,000倍

  • (予) インプレッションクリア [発病前~発病初期,-] うどんこ病:1,000~2,000倍

  • (予) ボタニガードES [発病前~発病初期,-] うどんこ病:1,000倍

  • (予・治) プロポーズ顆粒水和剤 [前日,3回] うどんこ病:1,000倍、べと病:1,000~1,500倍

  • (予・治) ランマンフロアブル [前日,4回] べと病:1,000~2,000倍

  • (予・治) ダイマジン [前日,3回] うどんこ病:1,500倍 等

うどんこ病

発生予想(平年比):-

防除要否:○

使用する薬剤例:

  • (予) ダコニール1000 [前日,8回] 1,000倍

  • (予) インプレッションクリア [発病前~発病初期,-] うどんこ病:1,000~2,000倍

  • (予) ボタニガードES [発病前~発病初期,-] うどんこ病:1,000倍

  • (予・治) プロポーズ顆粒水和剤 [前日,3回] うどんこ病:1,000倍、べと病:1,000~1,500倍

  • (予・治) ランマンフロアブル [前日,4回] べと病:1,000~2,000倍

  • (予・治) ダイマジン [前日,3回] うどんこ病:1,500倍 等

アブラムシ類 、コナジラミ類 (タバココナジラミ 、オンシツコナジラミ )、アザミウマ類 (ミナミキイロ アザミウマ )

発生予想(平年比):並

防除要否:○

使用する薬剤例:

【育苗期:株元施用】

  • ベストガード粒剤 [育苗期,1回:株元処理] アブラムシ類、コナジラミ類:1g/株

  • アルバリン 又は スタークル粒剤 [育苗期,1回:株元散布] アブラムシ類:1g/株、コナジラミ類:1~2g/株

【育苗期後半~定植時:粒剤施用または灌注】

  • プリロッソ粒剤 [育苗期後半~定植時,1回:株元散布] 2g/株

  • 又は、ベリマークSC[育苗期後半~定植当日,1回:灌注]

コナジラミ類、アザミウマ類: 原液25mlを10~20Lに希釈/400株

アブラムシ類:原液25mlを2~20Lに希釈/400株

【定植時:粒剤施用】

  • アドマイヤー1粒剤 [定植時,1回] アブラムシ類、アザミウマ類:[植穴又は株元土壌混和] 1~2g/株  コナジラミ類:[植穴土壌混和] 2g/株

  • ダントツ粒剤 [定植時,1回:植穴処理土壌混和] アブラムシ類、コナジラミ類:1~2g/株 ミナミキイロアザミウマ:2g/株

【育苗期~定植後:散布】

  • グレーシア乳剤 [前日,2回] コナジラミ類、アザミウマ類:2,000倍

  • ボタニガードES [発生初期,-] アブラムシ類:1,000倍 コナジラミ類:500倍、アザミウマ類:500~1,000倍

  • アクタラ顆粒水溶剤 [前日,3回] アブラムシ類、コナジラミ類:3,000倍 ミカンキイロアザミウマ:2,000倍

【イチゴ】

炭疽病

発生予想(平年比):-

防除要否:○

使用する薬剤例:

【育苗期】

  • (予) タフパール [育苗期~前日,-] 2,000~4,000倍

  • (予) アントラコール顆粒水和剤 [仮植栽培期,6回] 500倍

  • (予) キノンドーフロアブル [育苗期,3回] 500~800倍

  • (予・治) ベルクートフロアブル [育苗期(定植前),5回] 1,000倍

  • (予・治) シグナムWDG [前日,2回] 2,000倍

【育苗期:土壌灌注】

  • (予) フロンサイドSC [育苗期,1回:灌注] 1,000倍、50ml/株 等

うどんこ病

発生予想(平年比):-

防除要否:○

使用する薬剤例:

【育苗期】

  • (予) タフパール [発病前~発病初期,-] 2,000~4,000倍

  • (予) サンヨール [前日,6回] 500~1,000倍

  • (治) カリグリーン [前日,-] 800~1,000倍

  • (予・治) スコア顆粒水和剤 [前日,3回] 2,000倍

  • (予・治) ベルクートフロアブル [育苗期(定植前),5回] 1,000倍

  • (予・治) シグナムWDG [前日,2回] 2,000倍 等

ハダニ類 (チャノホコリダニ 、シクラメンホコリダニ )

発生予想(平年比):-

防除要否:○

使用する薬剤例:

  • サンマイトフロアブル [収穫開始3日前,1回] 1,000~1,500倍

  • バロックフロアブル [前日,1回] ハダニ類:2,000倍

  • エコピタ液剤 [前日,-] ハダニ類:100倍

  • サンクリスタル乳剤 [前日,-] ハダニ類:300~600倍 等

 ハスモンヨトウ

発生予想(平年比):やや多

防除要否:○

使用する薬剤例:

  • トルネードエースDF [前日,2回] 2,000倍

  • アファーム乳剤 [前日,2回] 2,000倍

  • プレバソンフロアブル5 [前日,2回] 2,000倍 等

【ナ ス】

うどんこ病

発生予想(平年比):やや多

防除要否:○

使用する薬剤例:

  • (予・治) パンチョTF顆粒水和剤[前日,2回] 2,000倍

  • (予・治) ポリベリン水和剤 [前日,3回] 1,000倍

  • (予・治) ショウチノスケフロアブル[前日,2回] 2,000倍

アザミウマ類 (ミナミキイロ アザミウマ 、ミカンキイロ アザミウマ )

発生予想(平年比):並 、多

防除要否:○、○

使用する薬剤例:

  • グレーシア乳剤 [前日,2回] 2,000倍

  • ディアナSC[前日,2回] 2,500~5,000倍

  • ダントツ水溶剤 [前日,3回] ミナミキイロアザミウマ:2,000~4,000倍

オオタバコガ

発生予想(平年比):並

防除要否:○

使用する薬剤例:

  • ディアナSC[前日,2回] 2,500~5,000倍

  • フェニックス顆粒水和剤 [前日,3回] 2,000~4,000倍 等

ハダニ類

発生予想(平年比):並

防除要否:○

使用する薬剤例:

  • スターマイトフロアブル [前日,1回] 2,000倍

  • モベントフロアブル [前日,3回] 2,000倍 等

チャノホコリダニ

発生予想(平年比):並

防除要否:○

使用する薬剤例:

  • スターマイトフロアブル [前日,1回] 2,000倍

  • モベントフロアブル [前日,3回] 2,000倍 等  

【ネ ギ】

黒斑病 、さび病

発生予想(平年比):-

防除要否:○

使用する薬剤例:

  • (予) ジマンダイセン水和剤 又は ペンコゼブ水和剤 [14日,3回]600倍

  • (予・治) ハチハチ乳剤[7日,2回] さび病:1,000倍

  • (予・治) ラリー水和剤[7日,3回] さび病:2,000倍

  • (予・治) ポリベリン水和剤[14日,3回] 黒斑病:1,500倍 等

ネギアザミウマ

発生予想(平年比):並

防除要否:○

使用する薬剤例:

  • スピノエース顆粒水和剤 [3日,3回] アザミウマ類:2,500~5,000倍、シロイチモジヨトウ:5,000倍

  • モスピラン顆粒水溶剤 [7日,3回] アザミウマ類:2,000倍

  • ハチハチ乳剤[7日,2回] 1,000倍 等

シロイチモジヨトウ

発生予想(平年比):-

防除要否:△

使用する薬剤例:

  •  スピノエース顆粒水和剤 [3日,3回] アザミウマ類:2,500~5,000倍、シロイチモジヨトウ:5,000倍

  • モスピラン顆粒水溶剤 [7日,3回] アザミウマ類:2,000倍

  • ハチハチ乳剤[7日,2回] 1,000倍 等


【キャベツ】

べと病

発生予想(平年比):-

防除要否:○

使用する薬剤例:

  • (予) Zボルドー [-,-] 500倍

  • (予) ダコニール1000 [14日,2回] 1,000倍 等

ハイマダラノメイガ

発生予想(平年比):-

防除要否:○

使用する薬剤例:

【苗地床灌注】

  • ジュリボフロアブル [は種時~育苗期後半,1回:灌注] ハイマダラノメイガ、ハスモンヨトウ、ネギアザミウマ :1,000倍(苗地床1㎡あたり2L)

【セル成型育苗トレイ 又は ペーパーポット灌注】

  • ジュリボフロアブル [育苗期後半~定植当日,1回:灌注] ハイマダラノメイガ、ハスモンヨトウ、ネギアザミウマ:200倍 (セル成型育苗トレイ1箱又はペーパーポット1冊あたり0.5L)

  • ベリマークSC [育苗期後半~定植当日,1回:灌注] ハイマダラノメイガ、ハスモンヨトウ、アザミウマ類:400倍 (セル成型育苗トレイ1箱又はペーパーポット1冊あたり0.5L)

【育苗期後半又は定植時:粒剤施用】

  • ダントツ粒剤 ハイマダラノメイガ:[育苗期後半,1回:株元処理] 0.5g/株

  • 又は 、[定植時,1回:植穴処理土壌混和] 1~2g/株

  • ネギアザミウマ:[育苗期後半,1回:株元処理] 0.5g/株

  • プリロッソ粒剤 [育苗期後半~定植時,1回:株元散布]

  • ハイマダラノメイガ:1g/株、アザミウマ類:2g/株

【育苗期~定植後:散布】

  • プリンスフロアブル [14日,2回] ハイマダラノメイガ、オオタバコガ、ネギアザミウマ:2,000倍

  • アファーム乳剤 [前日,3回] ハイマダラノメイガ、ハスモンヨトウ:1,000~2,000倍

  • グレーシア乳剤 [7日,2回] ハイマダラノメイガ、ハスモンヨトウ、オオタバコガ、 アザミウマ類:2,000~3,000倍