2020年12月

※本資料は神奈川県農業技術センターで作成された病害虫情報をベースに作成されました。そのため、当社では取扱のない商品もございますが、対外品のご案内ができますのでお問い合わせお願いいたします。


[防除要否] ◎:追加防除が必要 ○:通常防除 △:必要に応じて防除 ×:防除の必要なし

[使用時期] 「収穫*日前まで」を「*日」に、「収穫前日まで」を「前日」に省略

【 水 稲 】

縞葉枯病

発生予想(平年比):-

防除要否:-

使用する薬剤例:-

スクミリンゴガイ

発生予想(平年比):-

防除要否:-

使用する薬剤例:-

【 カンキツ 】

ミカンハダニ

発生予想(平年比):並

防除要否:

使用する薬剤例:

◦マシン油乳剤(95%,97%,98%)

 カイガラムシ類

発生予想(平年比):-

防除要否:

使用する薬剤例:

◦マシン油乳剤(95%,97%,98%)

【促成イチゴ】

うどんこ病

発生予想(平年比):やや少

防除要否:

使用する薬剤例:

  • (予)タフパール [発病前~発病初期,-] 2,000~4,000倍

  • (予) インプレッションクリア [発病前~発病初期,-] 1,000~2,000倍

  • (予・治 )ベルクートフロアブル [前日(生育期),5回] 2,000~4,000倍

  • (予・治) パンチョTF顆粒水和剤 [前日,2回] 2,000倍

☞ パンチョTFは混合剤。総使用回数に注意する。
  • (予)カリグリーン [前日,-] 800~1,000倍

  • (予)サンクリスタル乳剤 [前日,-] 300~600倍

  • (予)エコピタ液剤 [前日,-] 100倍

アブラムシ類

発生予想(平年比):やや多

防除要否:

使用する薬剤例:

  • モスピラン顆粒水溶剤 [前日,2回] 2,000~4,000倍

  • チェス顆粒水和剤 [前日,3回] 5,000倍

  • サンクリスタル乳剤 [前日,-] 300倍

  • エコピタ液剤 [前日,-] 100倍

コナジラミ類 (ダバココナジラミ、オンシツコナジラミ)

発生予想(平年比):並、やや少

防除要否:

使用する薬剤例:

  • モスピラン顆粒水溶剤 [前日,2回] 2,000倍

  • チェス顆粒水和剤 [前日,3回] 5,000倍

  • サンクリスタル乳剤 [前日,-] 300倍

  • エコピタ液剤 [前日,-] 100倍

アザミウマ類

発生予想(平年比):やや多

防除要否:

使用する薬剤例:

  • モスピラン顆粒水溶剤 [前日,2回] 2,000倍

  • カスケード乳剤 [前日,3回] 4,000倍

  • ファインセーブフロアブル [前日,3回] 1,000~2,000倍

ハダニ類

発生予想(平年比):やや少

防除要否:

使用する薬剤例:

  • サンクリスタル乳剤 [前日,-] 300倍 ~600倍

  • スターマイトフロアブル [前日,2回] 2,000倍

  • エコピタ液剤 [前日,-] 100倍

ミツバチへの影響

農薬散布の際は、巣箱を施設から出し、巣箱を再導入する前には、換気を十分に行い、薬液が乾いてい ることを確認すること。

タフパールと上記掲載剤の散布間隔(メーカー技術資料より抜粋)

サンクリスタル、ウララ、トルネードフロアブル、カスケード、マイトコーネ:混用事例あり 、フルピカ、カリグリーン:3日以上

【促成トマト】

灰色かび病

発生予想(平年比):ー

防除要否:

使用する薬剤例:

  • (予) ボトキラー水和剤 [発病前~発病初期,-:ダクト内投入] 10~15g/10a/日

  • (予) セイビアーフロアブル20 [前日,3回] 1,000~1,500倍

アブラムシ類コナジラミ類(タバココナジラミ )アザミウマハモグリバエ類

発生予想(平年比):ー

防除要否:

使用する薬剤例:

【育苗期後半~定植時:粒剤施用又は灌注】

  • プリロッソ粒剤 [育苗期後半~定植時,1回:株元散布] 2g/株 又は、ベリマークSC [育苗期後半~定植当日,1回:灌注] 原液25mlを10~20Lに希釈/400株

【育苗期:粒剤施用】

  • モスピラン粒剤 [定植時,1回:植穴土壌混和] コナジラミ類、アブラムシ類、トマトハモグリバエ:1g/株

  • ダントツ粒剤 [定植時,1回:植穴処理土壌混和] 1~2g/株

【育苗期:散布】

  • アニキ乳剤 [前日,3回] コナジラミ類、ミカンキイロアザミウマ:1,000~2,000倍 、ハモグリバエ類:2,000倍

  • モスピラン顆粒水溶剤 [前日,3回] アブラムシ類、コナジラミ類、アザミウマ類:2,000倍

  • サンクリスタル乳剤 [前日,-] アブラムシ類、コナジラミ類:300倍 等

【キャベツ】三 浦 半 島 地 区 野 菜

菌核病

発生予想(平年比):並

防除要否:

使用する薬剤例:

  • (予・治) ロブラール水和剤 [7日,4回] 1,000倍

  • (予・治) カンタスドライフロアブル [7日,2回] 1,500倍 等

コナガ

発生予想(平年比):並

防除要否:

使用する薬剤例:

  • スピノエース顆粒水和剤 [3日,3回] 2,500~5,000倍

  • エスマルクDF [発生初期(但し、前日),-]1,000~2,000倍 

【ダイコン】三 浦 半 島 地 区 野 菜

 黒斑細菌病

発生予想(平年比):やや少

防除要否:

使用する薬剤例:

  • (予) Zボルドー [-,-] 500倍

  • (予・治) カセット水和剤 [14日,3回] 1,000倍

☞ カセットは混合剤。総使用回数に注意する。

白さび病(ワッカ症)

発生予想(平年比):やや少

防除要否:

使用する薬剤例:

  • (予・治) アミスター20フロアブル [14日,3回] 2,000倍

  • (予・治) ランマンフロアブル [3日,3回] 2,000倍 等

アブラムシ類

発生予想(平年比):並

防除要否:

使用する薬剤例:

  • ベストガード水溶剤 [7日,3回] 1,000~2,000倍

 コナガ

発生予想(平年比):並

防除要否:

使用する薬剤例:

  • スピノエース顆粒水和剤 [7日,3回] 2,500~5,000倍

  • エスマルクDF [発生初期(但し、前日),-]1,000~2,000倍