2021年1月~2月

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※本資料は神奈川県農業技術センターで作成された病害虫情報をベースに作成されました。そのため、当社では取扱のない商品もございますが、対外品のご案内ができますのでお問い合わせお願いいたします。

[防除要否] ◎:追加防除が必要 ○:通常防除 △:必要に応じて防除 ×:防除の必要なし

[使用時期] 「収穫*日前まで」を「*日」に、「収穫前日まで」を「前日」に省略

【 水 稲 】

縞葉枯病

発生予想(平年比):-

防除要否:-

使用する薬剤例:-

スクミリンゴガイ

発生予想(平年比):-

防除要否:-

使用する薬剤例:-

【 カンキツ 】

ミカンハダニ

発生予想(平年比):やや少

防除要否:

使用する薬剤例:

◦マシン油乳剤(95%,97%,98%) 等

 カイガラムシ類

発生予想(平年比):-

防除要否:

使用する薬剤例:

◦マシン油乳剤(95%,97%,98%)

【促成トマト】

灰色かび病

発生予想(平年比):ー

防除要否:

使用する薬剤例:

  • (予) ボトキラー水和剤 [発病前~発病初期,-:ダクト内投入] 10~15g/10a/日

  • (予) フルピカフロアブル [前日,4回] 2,000~3,000倍

  • (予・治) ベルクートフロアブル [前日,3回] 2,000~4,000倍

  • (予・治) ポリオキシンAL水和剤 [前日,3回] 1,000倍 等

アブラムシ類コナジラミ類(タバココナジラミ )アザミウマ

発生予想(平年比):ー

防除要否:

使用する薬剤例:

  • コルト顆粒水和剤 [前日,3回] コナジラミ類、アブラムシ類:4,000倍

  • チェス顆粒水和剤 [前日,3回] コナジラミ類、アブラムシ類:5,000倍

  • サンクリスタル乳剤 [前日,-] コナジラミ類、アブラムシ類:300倍

  • マッチ乳剤 [前日,4回] コナジラミ類:2,000倍 、ミカンキイロアザミウマ:1,000~2,000倍

  • スピノエース顆粒水和剤 [前日,2回] アザミウマ類:5000倍

【促成・半促成キュウリ

ベト病

発生予想(平年比):-

防除要否:

使用する薬剤例:

  • (予) ダコニール1000 [前日,8回] 1,000倍

  • (予) ジマンダイセン水和剤又はペンコゼブ水和剤 [前日,3回] べと病:600~800倍

  • (予・治) ランマンフロアブル [前日,4回] べと病:1,000~2,000倍 等

うどんこ病

発生予想(平年比):-

防除要否:

使用する薬剤例:

アブラムシ類  コナジラミ類アザミウマ類

発生予想(平年比):-

防除要否:

使用する薬剤例:

【育苗期:粒剤施用】

  • ベストガード粒剤 [育苗期,1回:株元処理] - ○ アブラムシ類、コナジラミ類:1g/株

【育苗期:灌注】

  • モベントフロアブル [育苗期後半~定植当日,1回:株元灌注] 500倍 アブラムシ類、コナジラミ類:25~50ml/株 アザミウマ類:50ml/株

  • ベリマークSC [育苗期後半~定植当日,1回:灌注] コナジラミ類、アザミウマ類: 原液25mlを10~20Lに希釈/400株

  • アブラムシ類:原液25mlを2~20Lに希釈/400株

【定植時:粒剤施用】

  • アドマイヤー1粒剤 [定植時,1回] アブラムシ類、アザミウマ類:1~2g/株(植穴又は株元土壌混和)、コナジラミ類: 2g/株(植穴土壌混和)

【育苗期~定植後:散布】

  • ダントツ水溶剤 [前日,3回] アブラムシ類、コナジラミ類、ミナミキイロアザミウマ: 2,000~4,000倍

  • アファーム乳剤 [前日,2回] アザミウマ類、コナジラミ類:2,000倍

【促成イチゴ】

灰色かび病うどんこ病


発生予想(平年比):並、やや少

防除要否:

使用する薬剤例:

  • (予)ボトキラー水和剤 [発病前~発病初期,-:ダクト内投入] 灰色かび病:10~15g/10a/日、うどんこ病:15g/10a/日

  • (予) タフパール [発病前~発病初期,-] うどんこ病:2,000~4,000倍

  • (予) インプレッションクリア [発病前~発病初期,-] 1,000~2,000倍

  • (予) フルピカフロアブル [前日,3回] 2,000~3,000倍

  • (予・治) ロブラール水和剤 [前日,4回] 灰色かび病:1,500倍

  • (治) カリグリーン [前日,-]灰色かび病:800倍、うどんこ病:800~1,000倍

  • (治) サンクリスタル乳剤 [前日,-]うどんこ病 300~600倍

  • (治) エコピタ液剤 [前日,-] うどんこ病:100倍 等

アブラムシ類

発生予想(平年比):並

防除要否:

使用する薬剤例:

  • ウララDF [前日,2回] 2,000~4,000倍

  • バリアード顆粒水和剤 [前日,3回] 2,000~4,000倍

  • サンクリスタル乳剤 [前日,-] 300倍

  • エコピタ液剤 [前日,-] 100倍 等

コナジラミ類 (ダバココナジラミ、オンシツコナジラミ)

発生予想(平年比):やや少

防除要否:

使用する薬剤例:

  • ウララDF [前日,2回] 2,000倍

  • バリアード顆粒水和剤 [前日,3回] 2,000倍

  • サンクリスタル乳剤 [前日,-] 300倍

  • エコピタ液剤 [前日,-] 100倍 等

アザミウマ類

発生予想(平年比):やや少

防除要否:

使用する薬剤例:

  • マッチ乳剤 [前日,4回] :1,000~2,000倍 等

ハダニ類

発生予想(平年比):並

防除要否:

使用する薬剤例:

  • マイトコーネフロアブル [前日,2回] 1,000倍

  • サンクリスタル乳剤 [前日,-] 300~600倍

  • エコピタ液剤 [前日,-] 100倍

ミツバチへの影響

農薬散布の際は、巣箱を施設から出し、巣箱を再導入する前には、換気を十分に行い、薬液が乾いてい ることを確認すること。

タフパールと上記掲載剤の散布間隔(メーカー技術資料より抜粋)

ボトキラー、サンクリスタル、ウララDF、バリアード、マッチ、マイトコーネ:混用事例あり フルピカ、ロブラール、カリグリーン:3日以上 (参考)展着剤アグラー、ダイコート、ニーズ:1日以上

【早春キャベツ】三 浦 半 島 地 区 野 菜

黒腐病

発生予想(平年比):やや少

防除要否:

使用する薬剤例:

  • (予・治) カセット水和剤 [7日,3回] 1,000倍

  ☞ カセットは混合剤。総使用回数に注意する。  黒腐病 やや少 ○

  • (予・治) バリダシン液剤5 [7日,5回] 800倍 等

 菌核病

発生予想(平年比):やや少

防除要否:

使用する薬剤例:

  • (予・治) ロブラール水和剤 [7日,4回]1,000倍

  • (予・治) ゲッター水和剤 [7日,2回]:1,500倍

☞ ゲッターは混合剤。総使用回数に注意する。

  • (予・治) ファンタジスタ顆粒水和剤 [3日,3回] 2,000~3,000倍 等

菌核病は、結球後の防除効果は期待できません。春キャベツへ の感染を防ぐためにも、菌核が形成される前に除去しほ場外で 処分する。

 灰色かび病

発生予想(平年比):並

防除要否:

使用する薬剤例:

  • (予・治) ファンタジスタ顆粒水和剤 [3日,3回] 2,000~3,000倍 等

アブラムシ類

発生予想(平年比):並

防除要否:

使用する薬剤例:

  • アルバリン 又は スタークル顆粒水溶剤 [3日,2回] 2,000~3,000倍 等

コナガ

発生予想(平年比):やや多

防除要否:

使用する薬剤例:

  • アファーム乳剤 [前日,3回] 1,000~2,000倍

  • エスマルクDF [発生初期(ただし前日),-]1,000~2,000倍 等

【ダイコン】三 浦 半 島 地 区 野 菜

 黒斑細菌病

発生予想(平年比):並

防除要否:

使用する薬剤例:

  • (予) Zボルドー [-,-] 500倍

  • (予)ヨネポン水和剤 [7日,4回] 500倍

☞Zボルドーで薬害が懸念される場合は、クレフノン(100~200倍) を加用する。

アブラムシ類

発生予想(平年比):並

防除要否:

使用する薬剤例:

  • アルバリン 又は スタークル顆粒水溶剤 [7日,2回] 2,000~3,000倍 等

 コナガ

発生予想(平年比):並

防除要否:

使用する薬剤例:

  • アファーム乳剤 [7日,3回] 1,000~2,000倍

  • エスマルクDF [発生初期(ただし前日),-] 1,000~2,000倍 等