2020年3月

本資料は神奈川県農業技術センターで作成された病害虫情報をベースに作成されました。

[防除要否] ◎:追加防除が必要 ○:通常防除 △:必要に応じて防除 ×:防除の必要なし

[使用時期] 「収穫*日前まで」を「*日」に、「収穫前日まで」を「前日」に省略

【 カンキツ 】

かいよう病  (中晩柑類)

発生予想(平年比):-

防除要否:

使用する薬剤例:

(予) コサイド3000 [発芽前,-] 1,000倍 + クレフノン [-,-] 200倍

(予) ICボルドー66D [-,-] 25~200倍


ミカンハダニ

発生予想(平年比):並

防除要否:○

使用する薬剤例:マシン油乳剤(97%,98%)

ウメ

かいよう病

発生予想(平年比):-

防除要否:

使用する薬剤例:

(予) コサイド3000[硬核期まで,-] 2,000倍

(予・治) マイコシールド [21日,4回] 1,500倍 等


灰色かび病

発生予想(平年比):-

防除要否:

使用する薬剤例:

(予・治) ポリベリン水和剤[30日,3回] 1,000倍 等


灰星病

発生予想(平年比):-

防除要否:

使用する薬剤例:


アブラムシ類

発生予想(平年比):-

防除要否:

使用する薬剤例:

チェス顆粒水和剤 [21日,2回] 5,000倍

スミチオン乳剤 [14日,2回] 1,000~2,000倍 等

【 チ ャ 】

もち病

発生予想(平年比):並

防除要否:

使用する薬剤例:

(予) ドイツボルドーA [14日,-] 500倍

(予) コサイド3000[14日,-] 1,000倍 等


カンザワハダニ

発生予想(平年比):並

防除要否:

使用する薬剤例:

【萌芽前】 オマイト乳剤 [14日,2回] 1,500~2,000倍

【開葉後】 バロックフロアブル [14日,1回] 1,000~3,000倍 ダニゲッターフロアブル [7日,1回] 2,000倍

【促成トマト】

灰色かび病 、葉かび病 、うどんこ病

発生予想(平年比):並

防除要否:

使用する薬剤例:

(予) ボトキラー水和剤 [発病前~発病初期,-:ダクト内投入]

   灰色かび病:10~15g/10a/日、うどんこ病: 15g/10a/日

(予) セイビアーフロアブル20 [前日,3回]  

    灰色かび病:1,000~1,500倍

(予・治) ポリオキシンAL水和剤

   灰色かび病、葉かび病 [前日,3回] 1,000倍

(予・治) アフェットフロアブル [前日,3回]

   灰色かび病、葉かび病:2,000倍、 うどんこ病:2,000~4,000倍


オンシツコナジラミ

発生予想(平年比):やや少

防除要否:○

使用する薬剤例:

サンクリスタル乳剤 [前日,-] 300倍

アニキ乳剤 [前日,3回] 1,000~2,000倍

ベストガード水溶剤 [前日,3回] 1,000~2,000倍


タバココナジラミ

発生予想(平年比):やや多

防除要否:○

使用する薬剤例:

サンクリスタル乳剤 [前日,-] 300倍

アニキ乳剤 [前日,3回] 1,000~2,000倍

ベストガード水溶剤 [前日,3回] 1,000~2,000倍


アザミウマ類

発生予想(平年比):並

防除要否:○

使用する薬剤例:

アニキ乳剤 [前日,3回] 1,000~2,000倍

ベストガード水溶剤 [前日,3回] 1,000~2,000倍

【促成・半促成キュウリ】

べと病

発生予想(平年比):並

防除要否:

使用する薬剤例:

  • (予) ダコニール1000 [前日,8回] 1,000倍

  • (予)ジマンダイセン 又は ペンコゼブ水和剤 [前日,3回] 600~800倍

  • (予・治) ハチハチ乳剤 [前日,2回] 1,000倍

  • (予・治) エトフィンフロアブル [前日,4回] 1000倍 等


うどんこ病

発生予想(平年比):並

防除要否:○

使用する薬剤例:

  • (予) ダコニール1000 [前日,8回] 1,000倍

  • (予) インプレッションクリア [発病前~発病初期,-] 1,000~2,000倍

  • (予) フルピカフロアブル [前日,4回] 2,000~3,000倍

  • (予・治) ハチハチ乳剤 [前日,2回] 1,000倍

  • (予・治) アフェットフロアブル [前日,3回] 2,000倍 等


アブラムシ類

発生予想(平年比):並

防除要否:○

使用する薬剤例:

  • モスピラン顆粒水溶剤 [前日,3回] 2,000~4,000倍

  • チェス顆粒水和剤 [前日,3回] 5,000倍

  • ボタニガードES [発生初期,-] 1,000倍


オンシツコナジラミ

発生予想(平年比):並

防除要否:○

使用する薬剤例:

  • モスピラン顆粒水溶剤 [前日,3回] 2,000倍

  • チェス顆粒水和剤 [前日,3回] 5,000倍

  • ボタニガードES [発生初期,-] コナジラミ類:500倍

  • ハチハチ乳剤 [前日,2回] 1,000~2,000倍


タバココナジラミ

発生予想(平年比):並

防除要否:○

使用する薬剤例:

  • モスピラン顆粒水溶剤 [前日,3回] 2,000倍

  • チェス顆粒水和剤 [前日,3回] 5,000倍

  • ボタニガードES [発生初期,-] コナジラミ類:500倍

  • ハチハチ乳剤 [前日,2回] 1,000~2,000倍


ミナミキイロ アザミウマ

発生予想(平年比):並

防除要否:○

使用する薬剤例:

  • カスケード乳剤 [前日,4回] 2,000~4,000倍

  • モスピラン顆粒水溶剤 [前日,3回]  2,000~4,000倍

  • スピノエース顆粒水和剤 [前日,2回]  5,000倍

  • ボタニガードES [発生初期,-] 500~1,000倍

  • ハチハチ乳剤 [前日,2回] 1,000~2,000倍


ミカンキイロ アザミウマ

発生予想(平年比):並

防除要否:○

使用する薬剤例:

  • モスピラン顆粒水溶剤 [前日,3回]  2,000~4,000倍

  • スピノエース顆粒水和剤 [前日,2回]  5,000倍

  • ボタニガードES [発生初期,-] 500~1,000倍

  • ハチハチ乳剤 [前日,2回] 1,000~2,000倍

【促成イチゴ】

灰色かび病

発生予想(平年比):並

防除要否:

使用する薬剤例:

  • (予) ボトキラー水和剤 [発病前~発病初期,-:ダクト内投入]  10~15g/10a/日

  • (予) インプレッションクリア [発病前~発病初期,-] 1,000~2,000倍

  • (予・治) ピクシオDF [前日,4回] 2,000倍 等


うどんこ病

発生予想(平年比):並

防除要否:

使用する薬剤例:

  • (予) ボトキラー水和剤 [発病前~発病初期,-:ダクト内投入]  15g/10a/日

  • (予) タフパール [発病前~発病初期,-] 2,000~4,000倍

  • (予) インプレッションクリア [発病前~発病初期,-] 1,000~2,000倍

  • (予・治) プロパティフロアブル [前日,3回] 3,000~4,000倍

  • (治) カリグリーン [前日,-] 800~1,000倍

  • (治) サンクリスタル乳剤 [前日,-] 300~600倍


アブラムシ類

発生予想(平年比):並

防除要否:

使用する薬剤例:

  • バリアード顆粒水和剤 [前日,3回] 2,000~4,000倍

  • チェス顆粒水和剤 [前日,3回] 5,000倍

  • サンクリスタル乳剤 [前日,-] 300倍

  • 粘着くん液剤 [前日,-] 100倍


オンシツコナジラミ

発生予想(平年比):並

防除要否:

使用する薬剤例:

  • バリアード顆粒水和剤 [前日,3回] 2,000倍

  • チェス顆粒水和剤 [前日,3回] 5,000倍

  • サンクリスタル乳剤 [前日,-] 300倍

  • 粘着くん液剤 [前日,-] 100倍


タバココナジラミ

発生予想(平年比):やや多

防除要否:

使用する薬剤例:

  • バリアード顆粒水和剤 [前日,3回] 2,000倍

  • チェス顆粒水和剤 [前日,3回] 5,000倍

  • サンクリスタル乳剤 [前日,-] 300倍

  • 粘着くん液剤 [前日,-] 100倍


アザミウマ類

発生予想(平年比):並

防除要否:

使用する薬剤例:

  • スピノエース顆粒水和剤 [前日,2回] 5,000倍

  • カスケード乳剤 [前日,3回] 4,000倍

  • ベネビアOD [前日,3回] 2,000倍


ハダニ類

発生予想(平年比):並

防除要否:

使用する薬剤例:

  • ダニコングフロアブル [前日,1回] 3,000倍

  • サンクリスタル乳剤 [前日,-] 300~600

  • 倍 粘着くん液剤 [前日,-] 100倍

【春キャベツ】

灰色かび病

【三浦半島地区】

発生予想(平年比):並

防除要否:

【横浜・藤沢地区】

発生予想(平年比):-

防除要否:

使用する薬剤例:

  • (予) セイビアーフロアブル20 [3日,3回] 菌核病: 1,000倍

  • (予・治) ロブラール水和剤 [7日,4回]  菌核病:1,000倍

  • (予・治) ファンタジスタ顆粒水和剤 [3日,3回] 2,000~3,000倍


菌核病

【三浦半島地区】

発生予想(平年比):並

防除要否:

【横浜・藤沢地区】

発生予想(平年比):並

防除要否:

使用する薬剤例:

  • (予) セイビアーフロアブル20 [3日,3回] 菌核病: 1,000倍

  • (予・治) ロブラール水和剤 [7日,4回]  菌核病:1,000倍

  • (予・治) ファンタジスタ顆粒水和剤 [3日,3回] 2,000~3,000倍

❖ 菌核病は、株元まで薬液が届くように早い時期からの予防に努 め、発病株は早期にほ場外で処分する。

❖灰色かび病の発病部位は、見つけ次第除去する。


コナガ

【三浦半島地区】

発生予想(平年比):やや多

防除要否:

【横浜・藤沢地区】

発生予想(平年比):並

防除要否:

使用する薬剤例:

アニキ乳剤 [3日,3回] 1,000~2,000倍

エスマルクDF [発生初期(但し、前日),-] 1,000~2,000倍

プリンスフロアブル[14日,2回] 2,000倍


ネギアザミウマ

【三浦半島地区】

発生予想(平年比):-

防除要否:

【横浜・藤沢地区】

発生予想(平年比):-

防除要否:

使用する薬剤例:

エスマルクDF [発生初期(但し、前日),-] 1,000倍

プリンスフロアブル[14日,2回] 2,000倍